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こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター大阪店のスタッフです。日々の生活の中で気分が沈んだり、やる気が出なかったりすることはありませんか?「自分だけがこんな状態になっているのでは」と感じることもあるかもしれません。しかし、このような悩みを抱えているのは決してあなただけではなく、多くの方が同じような経験をしています。

今回は、うつ症状と呼ばれる気分の落ち込みに悩む方へのカウンセリングについてお話しします。このブログが、少しでも気持ちを軽くするきっかけになれば幸いです。

うつ症状とは?

気分が落ち込む状態には、さまざまな特徴があります。

このような状態が続くと、仕事や家庭生活に影響が出ることもあります。また、将来に対して悲観的になったり、自分の価値を感じにくくなったりすることもあるかもしれません。

気分の落ち込みの背景には、さまざまな要因が絡み合っています。

これらの要素が重なることで、心と体が疲れ、日常生活がつらく感じられることがあります。

認知行動療法を活用したカウンセリング

認知行動療法(CBT)は、気持ちの落ち込みに対するアプローチとして有効とされています。この方法では、日々の「考え方」と「行動」の両方に注目し、少しずつ生活のしやすさを取り戻していきます。

例えば、「自分は何をやっても上手くいかない」と感じるとき、その考えがどこから来ているのかを一緒に振り返り、他の視点を見つけるサポートをします。

また、「行動活性化」という方法を用いて、少しずつ活動を増やしていきます。たとえば、毎日決まった時間に散歩をする、好きだったことを再開するなど、小さな行動から始めることが大切です。少しずつ行動を増やすことで、「できた」という感覚を持ちやすくなり、気分の改善につながることが期待できます。

カウンセリングの流れ

認知行動療法カウンセリングセンター大阪店では、クライエントの状況や目標に合わせたカウンセリングを提供しています。基本的な流れは以下の通りです。

1. 初回相談

最初のセッションでは、現在の状況や悩みについてお聞きします。何を話すべきか悩む必要はありません。安心してお話しいただける環境を大切にしています。

2. 目標の設定

お話を伺ったうえで、「どのような状態を目指したいか」を一緒に考えます。たとえば、「趣味をもう一度楽しみたい」「夜にぐっすり眠れるようになりたい」など、小さな目標から始めることが多いです。

3. 実践的な方法の取り組み

カウンセリングでは、気持ちを軽くするためのさまざまな方法を活用します。

4. 振り返りと調整

カウンセリングを進める中で、どのような変化があったかを定期的に振り返ります。そのうえで、状況に応じて進め方を調整し、無理なく続けられる方法を一緒に考えます。

最後に

気分の落ち込みは、少しずつ変化していくものです。「このままずっと変わらないのではないか」と感じることがあるかもしれませんが、小さな変化の積み重ねが、次の一歩につながります。

認知行動療法カウンセリングセンター大阪店では、一人ひとりの状況に寄り添いながら、より良い日常を取り戻すためのお手伝いをしています。気持ちが沈んでつらいと感じるときは、一度ご相談ください。一緒にできることを見つけていきましょう。


認知行動療法カウンセリングセンター大阪店

https://osaka.cbt-mental.co.jp/

——筆者情報——

岡村優希

株式会社CBTメンタルサポート 代表取締役

認知行動療法カウンセリングセンター代表

公認心理師、臨床心理士、認定行動療法士

個人事業主として私設カウンセリングルームの運営を経て、株式会社CBTメンタルサポートを創業し、メンタルヘルス支援者向けのサービス事業を展開している。主宰しているオンラインコミュニティ『認知行動療法の学校』の会員数は約400名。

さらに、カウンセリングルームを全国に5店舗運営しており、全国展開を目指している。

◆執筆書籍

「臨床心理学 〈123(第21巻第3号)〉 問いからはじまる面接構造論 「枠」と「設定」へのまなざし」金剛出版

「遠隔心理支援スキルガイド」 誠信書房

◆テレビ出演

読売テレビ「かんさい情報ネットten.」2024年7月4日

「あなたの味方!お役に立ちます」のコーナーに高所恐怖克服のための専門家として出演

◆雑誌掲載

「からだにいいこと」 2022年12月号、2023年2月号

◆近年の講演実績

2024年2月21日

広島大学医学部にて「セルフケアに役立つ認知行動療法入門」についての講師

2023年2月9日

NTT PARAVITA株式会社にて「認知行動療法」をテーマとした社内研修の講師

2022年7月6日

筑波大学医学医療系精神医学の勉強会で「パニック症の認知行動療法」についての講師

その他、学会発表多数

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