2026年01月11日
- 認知行動療法
大阪で他人の評価が気になりすぎてしんどい方へのカウンセリング
こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター大阪店です。
「人の評価が気になって仕方がない」
「誰かの一言を、何度も頭の中で反芻してしまう」
こうしたご相談は、日々のカウンセリングでもとても多くお聞きします。
今回は、筆者自身がかつて強く人の評価に縛られていた頃の体験と、そこからどのように距離が取れるようになったのかを、認知行動療法の視点を交えて整理してみたいと思います。
人の評価に強く縛られていた頃のこころの状態
かつての私は、人の評価や言葉をとても強く恐れていました。
特に、立場が上の人、経験がありそうな人、権威的に見える人の意見に対しては、無意識のうちに次のような前提を置いていたように思います。
- 相手(特に立場が上の人)の意見=正しい
- 自分の考え=間違っている
発表や会議、人前で話す場面は、
「考えを共有する場所」ではなく、
「間違いを探され、評価される場所」として感じられていました。
正解を言わなければならない。
否定されない答えを出さなければならない。
そう思えば思うほど、
- 人によって言うことが違う
- 全員に納得してもらうことは不可能
- 誰かに合わせれば、誰かに嫌われる
という矛盾にぶつかります。
結果として、
何を言っても間違いになる気がする
話す前から強い緊張に包まれる
そんな状態が続いていました。
今の状態:影響は受けるが、引きずり続けない
現在の私は、人の評価を「かなりどうでもよく感じられる」ようになりました。
もちろん、
- SNSやYouTubeでの厳しめのコメント
- 図星を突かれたように感じる指摘
に、一瞬グサッとくることはあります。
ただ、以前のように何日も考え続けたり、自分の価値を否定し続けたりすることは、ほとんどなくなりました。
影響は受ける。
でも、振り回され続けない。
この違いは、とても大きいと感じています。
なぜ、ここまで感覚が変わったのか
① 立場と経験が変わったことで見えたこと
経営者として働く中で、年配者、成功者、著名人と呼ばれる人たちを、内側から見る機会が増えました。
そこで気づいたのは、
- 立派なことを言っている人も、常に正解を歩いているわけではない
- 本を書いている人、成功している人の意見も「一つの考え方」にすぎない
という事実でした。
外から見ていると絶対的に見える意見も、
実際にはその人なりの試行錯誤の途中であることが多いのです。
② 「正しい/間違い」は思っているほど存在しない
もちろん、
- 法律
- 倫理
といった守るべき基準はあります。
ただ、それ以外の多くは、
- その人の人生経験
- 価値観
- 好み
に基づいた「評価」や「意見」にすぎません。
人の意見は十人十色。
合う人もいれば、合わない人もいる。
そこに絶対的な正解があるわけではありません。
評価に振り回される正体
人の評価を必要以上に気にしてしまう背景には、
「相手の意見を絶対視してしまう構え」があります。
- 成功者だから正しいはず
- 先輩だから間違っていないはず
こうした思い込みが、評価を過剰に重くしてしまいます。
それでも、どうしても傷つくとき
- 勝手にラベルを貼られる
- 決めつけられる
このような場面では、今でも不快感やもどかしさは残ります。
ただ、相手が最初から決めつけている場合、どれだけ丁寧に説明しても、悪く受け取られてしまうことがあります。
そういうときは、「勝手に思わせておくしかない」という距離の取り方も、こころを守る一つの選択肢です。
視点をずらすための例え
ポケモンには、たくさんの種類がいます。
それぞれ役割も、強みも違います。
「どれが正しいポケモンか?」
という問い自体が成り立ちません。
人も同じで、正解の人間像や、唯一の正しい生き方は存在しないのです。
実践的な考え方のヒント
評価が気になったとき、次の問いを自分に向けてみてください。
- なぜ、ここまで評価を気にしているのか
- 気にしなくなったら、何が起きそうか
もし、
- 評価に従わないことで
- 重大な不利益や被害が生じる
のであれば、それはハラスメントの可能性があります。
その場合は、考え方を変えるより、環境から離れる方が早いこともあります。
多くの場合は、そこまで極端ではありません。
視点を少しずらすだけで、楽になる余地があります。
まとめ
- 人の評価や言葉は「数ある意見の一つ」にすぎない
- 絶対視しないだけで、心の負担は大きく減る
- しんどさの正体を整理することが、変化の第一歩
よくあるご質問(Q&A)
Q1. 評価を気にしなくなると、無責任になりませんか?
A. 評価を無視することと、振り回されないことは別です。必要な意見は参考にしつつ、不要な評価まで背負わないことを目指します。
Q2. 上司や家族の言葉が特に気になります
A. 関係が近いほど影響は強くなります。カウンセリングでは、その言葉をどう受け取っているかを一緒に整理します。
Q3. カウンセリングでは考え方を変えさせられますか?
A. 無理に変えることはありません。今の考え方が果たしてきた役割を理解し、選択肢を増やしていきます。
認知行動療法カウンセリングセンター大阪店のご案内
認知行動療法カウンセリングセンター大阪店では、
人からどう見られているかを気にしすぎてしまう状態を、
無理に前向きに変えようとするのではなく、
今の考え方がどのように役立ってきたのかを含めて整理します。
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