2025年09月05日
- 認知行動療法
大阪で母子分離不安へのカウンセリング
こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター大阪店です。
当センターは、大阪市天王寺区を拠点に、地域の皆さまが安心して相談できる環境を整え、認知行動療法（CBT）を中心とした心理支援を提供しています。今回は「母子分離不安」について、その特徴や原因、そして当センターでのカウンセリングの流れをわかりやすくお伝えします。
母子分離不安とは
母子分離不安とは、子どもが母親や家族と離れるときに強い不安を感じる状態を指します。
発達段階で一時的に「親から離れたくない」と感じるのは自然なことです。しかし、その不安が強すぎて長期間続く場合、登園・登校への影響や生活の妨げとなることがあります。
よく見られる様子
- 親が姿を消すと泣き叫んでしまう
- 「一人で学校に行けない」と強く訴える
- 親が外出すると極端に不安が高まる
- 夜、家族がそばにいないと眠れない
このような状態が続くと、子どもは安心感を得にくく、家族も対応に困ってしまうことが少なくありません。
背景にある要因
母子分離不安は単一の要因で起こるわけではなく、以下のような複数の影響が重なることがあります。
- 気質や遺伝的な要素：不安を感じやすい傾向
- 生活上の大きな変化：転居や転校、親しい人との別れなど
- 家庭環境：過度に保護的な養育や、安心感が得にくい家庭状況
不安を軽くするためにできる工夫
子どもが不安を抱くのは自然なことです。重要なのは、その不安を一人で抱えさせず、少しずつ「自分で安心をつくれる経験」を重ねることです。
取り組み例
- 「必ず戻ってくるよ」と伝えて短時間だけ離れる
- 数秒でも待てたら「よく頑張ったね」と褒める
安心感を与える時間と、あえて一人で過ごす時間。その両方を積み重ねることで、子どもは徐々に「一人でも大丈夫」という力を身につけていきます。
認知行動療法（CBT）によるカウンセリングの流れ
大阪店では、母子分離不安への支援として認知行動療法を用いています。
1. 成功体験を見つける
日常の中で「一人で待てた時間」を発見し、「数分できたね」と具体的に伝えて自信を持たせます。
2. 本人の目標を確認する
「次はどうしてみたい？」と子どもの気持ちを聞き、自ら目標を持てるようにします。
3. 少しずつ練習の幅を広げる
最初は数秒、次に数分と段階を追って「一人で過ごす時間」を伸ばします。親が離れる際は「離れても必ず戻る」と伝えます。
4. 達成を一緒に喜ぶ
できた部分を積極的に評価し、親子で達成感を共有します。たとえ全部うまくいかなくても「ここまでできた」と前向きに振り返ります。
大阪店でのサポート体制
認知行動療法カウンセリングセンター大阪店では、
- 親子それぞれの不安を丁寧に聞き取る
- 学校や家庭で取り組める方法を提案する
- 小さな成功を積み重ねて自信を育む
といった支援を行っています。
ご家庭だけで抱え込まず、ぜひご相談ください。
Q＆A
Q1. 幼稚園や小学校低学年の子でも相談できますか？
A1. はい、幼児期から小学生まで幅広くご相談いただけます。発達段階に合わせて支援を行います。
Q2. 親も一緒にカウンセリングに参加できますか？
A2. 可能です。保護者の対応方法も重要なため、親子で一緒に取り組むことを大切にしています。
Q3. 効果はどのくらいで出ますか？
A3. 個人差はありますが、数週間から数か月の段階的な取り組みを通じて変化が見られることが多いです。
まとめ
母子分離不安は多くの子どもに見られる課題ですが、その克服のプロセスは子どもの成長に欠かせない経験です。親子で少しずつ取り組むことで、不安を安心へと変えていくことが可能です。
大阪で母子分離不安のカウンセリングをご希望の方は、ぜひ当センターにご相談ください。親子に寄り添い、安心できる環境を整えてお待ちしています。
認知行動療法カウンセリングセンター大阪店
住所：〒543-0001 大阪府大阪市天王寺区上本町5-7-21 早川ビル303号室
アクセス：近鉄難波線 大阪上本町駅 徒歩2分、谷町九丁目駅 徒歩5分
営業時間：10:00〜20:00（完全予約制）
WEBサイト：https://osaka.cbt-mental.co.jp/
LINE：https://lin.ee/26sKHRK8
予約フォーム：https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform