2026年01月10日
- 認知行動療法
大阪で嘘をついてしまう癖に悩む方へのカウンセリング
こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター大阪店です。
今回は、「虚言」「つい嘘をついてしまう」といった行動が自分でも困りごとになっている場合に、認知行動療法(CBT)の視点からどのように整理し、対応していくかを解説します。
虚言・嘘が「困りごと」になるとき
人は誰でも、その場をしのぐために嘘をついてしまうことがあります。
しかし、次のような状態が続くと、嘘は「困りごと」として生活や人間関係に影響を及ぼしやすくなります。
- 嘘をつくことが「たまに」ではなく「常態化」している
- 自分でもやめたいと思っているのに、つい使ってしまう
- 後から発覚し、信用関係を大きく損ねてしまう
このような場合、単なる性格や意志の問題として片づけるよりも、行動として整理する視点が役立ちます。
なぜ嘘が手放せなくなるのか
虚言や嘘は、多くの場合、「そうしないとどうにもならなかった状況」を乗り切るための手段として身につけられてきています。
過去に、
- 正直に話すと強く責められた
- 本当のことを言うと関係が壊れた
- 気まずさや不安に耐えられなかった
といった経験が重なると、「嘘をつけば守られる」「その場を安全にやり過ごせる」という学習が起こります。
その結果、
- 正直に話すレパートリーが育ちにくい
- 気まずさや対面の緊張に耐えにくくなる
- 嘘以外の選択肢が思いつきにくくなる
といった状態が続いていきます。
嘘の「厄介なところ」
嘘や虚言は、短期的にはとても便利です。
- その場では相手を納得させられる
- トラブルを回避できる
- バレない可能性もある
一方で、後から「なぜあんなことを言ってしまったのか」と強い自己嫌悪につながることも少なくありません。
改善が難しい理由の一つは、嘘が「短期的にはコストが低く見えてしまう」点にあります。
正直に向き合うことは、
- 気まずさ
- 緊張
- 不安
といった負担を伴うため、どうしても避けたくなってしまうのです。
認知行動療法ではどう対応するか
対応の第一歩は、「どんな場面で嘘をついたのか」を具体的に把握することです。
たとえば、
- どんな状況だったか
- そのとき正直に話す難易度を0~100で表すとどれくらいか
- 難易度が低かったのに嘘をついたのか
- 難易度が高かったため嘘を使ったのか
といった点を一緒に整理していきます。
実際には、「100に近くて無理だった」場面ばかりではなく、「20~30くらいだったけれど、つい嘘をついた」というケースが多いことに気づく方も少なくありません。
嘘以外の選択肢を増やすトレーニング
大切なのは、小さな気まずさに正直に向き合えた経験を積み重ねることです。
いきなり難易度の高い場面に挑戦するのではなく、
- 少し気まずいけれど対応できそうな場面
- 正直に言っても大きな不利益が出にくい場面
から練習していきます。
「正直に言っても何とか対処できた」という経験が増えることで、嘘以外の選択肢が少しずつ使えるようになっていきます。
継続のための工夫
この取り組みは、意識的に続けないと元に戻りやすい特徴があります。
そのため、最初は、
- カウンセラー
- 信頼できる第三者
と一緒に振り返りながら進めることが有効です。
一人で抱え込まず、段階的に取り組むことが大切です。
よくあるご質問(Q&A)
Q1.嘘をついてしまうのは性格の問題ですか?
A.性格だけで説明できることは多くありません。多くの場合、過去の経験の中で身についた「対処行動」として理解できます。
Q2.嘘を完全につかないようにする必要がありますか?
A.いきなりゼロを目指す必要はありません。嘘以外の選択肢を増やし、使い分けられるようになることが現実的な目標です。
Q3.一人で取り組むのは難しいですか?
A.可能な場合もありますが、継続や振り返りの点では、専門家と一緒に進めた方が安定しやすいケースが多いです。
認知行動療法カウンセリングセンター大阪店のご案内
認知行動療法カウンセリングセンター大阪店では、虚言や嘘といった行動を責めるのではなく、その行動が必要だった背景や状況を丁寧に振り返りながら支援しています。
住所
〒543-0001
大阪府大阪市天王寺区上本町5-7-21 早川ビル303号室
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「やめたいのに、同じことを繰り返してしまう」
そんな行動パターンについても、段階的に整理し取り組んでいきます。