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はじめに

こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター大阪店です。

「仕事で同じミスを繰り返してしまう」
「上司から“指示待ち”と言われてしまう」
「優先順位をつけるのが苦手で効率が悪い」

大阪エリアで働く方からも、このようなお悩みを耳にすることがあります。
一見すると「努力不足」や「性格の問題」と思われがちですが、実際には思考や行動のクセや特性が影響しているケースも少なくありません。

本記事では、こうした悩みに対して認知行動療法(CBT)の視点をご紹介します。
なお、ここで取り上げる内容は一般的な傾向の一例であり、実際のご相談内容を特定するものではありません。


多くの方に見られる傾向

職場での困りごとの背景として、以下のような傾向がしばしば見られます。

こうした傾向は、単なる「やる気」や「性格」の問題ではなく、発達特性(ASD・ADHD傾向など)や情報処理スタイルが関わる場合もあります。


認知行動療法(CBT)でのアプローチ

1. 現状を丁寧に整理する

カウンセリングでは、まず「なぜ困りごとが起きるのか」を一緒に整理します。

例:

👉 こうして分解することで、「忘れっぽい」ではなく思考や行動の連鎖が原因だと理解できます。


2. 行動の工夫を少しずつ取り入れる

👉 小さな行動の積み重ねが、新しい習慣をつくります。


3. 思考の癖を柔らかくする

こうした思考の偏りを一緒に検討し、柔軟な考え方を育てていきます。


ここで紹介した工夫は“一例”にすぎません

ここでご紹介した方法は一般的な工夫の一部であり、すべての方にそのまま当てはまるわけではありません。

実際の困りごとは、職場環境・性格・習慣・特性などの組み合わせによって異なります。
そのため、本当に効果的な支援には、現状を丁寧に分析し、個々に合った方法を組み立てることが欠かせません。

大阪店では、初回面接でじっくりと状況を整理し、オーダーメイドのサポートプランを一緒に考えていきます。


Q&A

Q1. これは発達障害なのでしょうか?
A1. 必ずしも診断に直結するものではありません。診断がなくても、困りごとが生活や仕事に支障を与えているなら支援の対象になります。

Q2. 本人が来なくても家族や上司が相談できますか?
A2. はい、可能です。関わり方を整理するだけでも意味があり、職場や家庭の環境改善につながります。

Q3. どれくらいで改善できますか?
A3. 習慣や思考のパターンを変えるには時間がかかりますが、小さな変化を積み重ねることで改善が期待できます。


まとめ

「仕事ができない」「考えられない」と感じることは、本人にとっても周囲にとっても大きな負担です。
しかし、それは怠けや性格の問題ではなく、思考や行動のクセが影響している可能性があります。

大阪店では、一般的な方法ではなく、現状を丁寧に分析し、その人に合ったサポートを提供することを大切にしています。
本やネットの方法でうまくいかなかった方も、ぜひ一度ご相談ください。


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認知行動療法カウンセリングセンター大阪店

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