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― 赤くなる不安と向き合いたいあなたへ ―

こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター大阪店です。
「人前で顔が赤くなることが恥ずかしくてたまらない」
「赤面したらどう思われるか不安で、外に出るのもつらい」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?

本記事では、赤面恐怖のメカニズムと改善に向けた認知行動療法の支援内容、さらにビデオフィードバック法についてもご紹介します。


🔍 赤面恐怖とは?

赤面恐怖とは、人との関わりの中で顔が赤くなることに強い不安を覚え、その状況を避けようとする心理的な状態のことです。
対人恐怖の一種として知られ、特に10代後半から30代の方々に多く見られます。

よく見られる特徴

このような傾向が続くと、日常生活や仕事、学校などにも影響が出てしまいます。


🧠 心理的な背景にあるものとは?

赤面恐怖に悩む方には、いくつかの共通した心理傾向があります。

1. 視線や反応に対する過敏さ

「自分の赤面は絶対に他人に気づかれている」と思い込んでしまう傾向が強くあります。

2. 否定的評価への強い恐れ

「赤くなったら恥ずかしい」「変に思われたら終わり」といった考え方が、緊張をさらに高めます。

3. 避け続けることで悪化する

不安な場面を避ければ一時的には安心できますが、その避ける習慣が長期的には赤面恐怖を強化してしまいます。


🛠 認知行動療法(CBT)のアプローチ

認知行動療法(CBT)は、こうした不安を引き起こしている考え方のクセや行動パターンに焦点を当てて改善を目指します。

CBTの主な内容

✅ 思考の整理と検討

「赤面=失敗」という極端な思い込みを、事実と照らし合わせて柔軟に捉え直す練習を行います。

✅ 回避行動の減少と行動実験

段階的に苦手な場面に取り組み、「やってみたら意外と大丈夫だった」という成功体験を増やしていきます。

✅ 身体反応への対処スキル

緊張が強い場面で使える呼吸法やリラクセーション技法も取り入れ、不安への対応力を育てていきます。


🎥 ビデオフィードバック法の効果とは?

CBTの中でも、近年特に注目されているのが**ビデオフィードバック法(VF)**です。

▷ 方法の概要

話している自分の様子を録画し、その映像を客観的に見直すことで、「自分がどう見えているか」という認識のズレに気づく手法です。

▷ なぜ効果があるのか?

赤面恐怖を抱える方は、自分の赤面や震えを過大評価してしまう傾向があります。
映像を見ることで、「思っていたほどではなかった」という実感が得られやすくなり、自己評価が現実に近づいていきます。

さらに、他者からの肯定的なフィードバックを併用すると、不安や緊張の軽減にもつながることが報告されています。


📈 改善のプロセス

  1. 不安を感じる具体的な状況の洗い出し
  2. その場面で浮かぶ思考やイメージの確認
  3. 行動実験・ビデオフィードバックを通じた客観的理解
  4. 「できた」という実感の積み重ね
  5. 新しい自信と柔軟な視点を育てていく

🏢 カウンセリングのご案内(大阪店)

認知行動療法カウンセリングセンター大阪店では、赤面恐怖に特化した心理支援を提供しております。
オンライン対応も可能で、完全予約制の落ち着いた空間でご相談いただけます。

■ 店舗情報(大阪店)


💬 よくあるご質問(Q&A)

Q1. 映像を見返すのは少し抵抗があります…

→ 無理に導入することはありません。必要性や希望に応じて、ご自身のペースで進めていきます。

Q2. どのくらいの頻度で通えばいいですか?

→ 週1回または隔週を目安にされる方が多いですが、ご都合やご希望に応じて柔軟に対応します。

Q3. カメラを使わずにオンライン相談できますか?

→ もちろん可能です。顔出しが不安な方にも対応しています。


✉ 最後に

赤面してしまう自分を、責めたり恥じたりする必要はありません。
それは、あなたが「人との関係を大切にしたい」と思っている証拠でもあるのです。

当センターでは、その思いを尊重しつつ、現実的な対応策を一緒に探していきます。
安心してご相談いただける場所として、お役に立てれば幸いです。

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