2025年08月08日
- 認知行動療法
大阪で赤面恐怖へのカウンセリング

― 赤くなる不安と向き合いたいあなたへ ―
こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター大阪店です。
「人前で顔が赤くなることが恥ずかしくてたまらない」
「赤面したらどう思われるか不安で、外に出るのもつらい」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
本記事では、赤面恐怖のメカニズムと改善に向けた認知行動療法の支援内容、さらにビデオフィードバック法についてもご紹介します。
🔍 赤面恐怖とは?
赤面恐怖とは、人との関わりの中で顔が赤くなることに強い不安を覚え、その状況を避けようとする心理的な状態のことです。
対人恐怖の一種として知られ、特に10代後半から30代の方々に多く見られます。
よく見られる特徴
- 会議や授業中などで急に顔が熱くなり、赤面してしまう
- 注目されたくないが、注目されやすいことが多い
- 赤面を恐れるあまり、社交的な場面を避けるようになる
- 周囲からどう見られているか、常に過剰に気になってしまう
このような傾向が続くと、日常生活や仕事、学校などにも影響が出てしまいます。
🧠 心理的な背景にあるものとは?
赤面恐怖に悩む方には、いくつかの共通した心理傾向があります。
1. 視線や反応に対する過敏さ
「自分の赤面は絶対に他人に気づかれている」と思い込んでしまう傾向が強くあります。
2. 否定的評価への強い恐れ
「赤くなったら恥ずかしい」「変に思われたら終わり」といった考え方が、緊張をさらに高めます。
3. 避け続けることで悪化する
不安な場面を避ければ一時的には安心できますが、その避ける習慣が長期的には赤面恐怖を強化してしまいます。
🛠 認知行動療法(CBT)のアプローチ
認知行動療法(CBT)は、こうした不安を引き起こしている考え方のクセや行動パターンに焦点を当てて改善を目指します。
CBTの主な内容
✅ 思考の整理と検討
「赤面=失敗」という極端な思い込みを、事実と照らし合わせて柔軟に捉え直す練習を行います。
✅ 回避行動の減少と行動実験
段階的に苦手な場面に取り組み、「やってみたら意外と大丈夫だった」という成功体験を増やしていきます。
✅ 身体反応への対処スキル
緊張が強い場面で使える呼吸法やリラクセーション技法も取り入れ、不安への対応力を育てていきます。
🎥 ビデオフィードバック法の効果とは?
CBTの中でも、近年特に注目されているのが**ビデオフィードバック法(VF)**です。
▷ 方法の概要
話している自分の様子を録画し、その映像を客観的に見直すことで、「自分がどう見えているか」という認識のズレに気づく手法です。
▷ なぜ効果があるのか?
赤面恐怖を抱える方は、自分の赤面や震えを過大評価してしまう傾向があります。
映像を見ることで、「思っていたほどではなかった」という実感が得られやすくなり、自己評価が現実に近づいていきます。
さらに、他者からの肯定的なフィードバックを併用すると、不安や緊張の軽減にもつながることが報告されています。
📈 改善のプロセス
- 不安を感じる具体的な状況の洗い出し
- その場面で浮かぶ思考やイメージの確認
- 行動実験・ビデオフィードバックを通じた客観的理解
- 「できた」という実感の積み重ね
- 新しい自信と柔軟な視点を育てていく
🏢 カウンセリングのご案内(大阪店)
認知行動療法カウンセリングセンター大阪店では、赤面恐怖に特化した心理支援を提供しております。
オンライン対応も可能で、完全予約制の落ち着いた空間でご相談いただけます。
■ 店舗情報(大阪店)
- 住所:〒543-0001 大阪府大阪市天王寺区上本町5-7-21 早川ビル303号室
- アクセス:近鉄難波線 大阪上本町駅 徒歩2分、谷町九丁目駅 徒歩5分
- 営業時間:10:00〜20:00(完全予約制)
- LINE:https://lin.ee/26sKHRK8
- 予約フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform
- Webサイト:https://osaka.cbt-mental.co.jp/
💬 よくあるご質問(Q&A)
Q1. 映像を見返すのは少し抵抗があります…
→ 無理に導入することはありません。必要性や希望に応じて、ご自身のペースで進めていきます。
Q2. どのくらいの頻度で通えばいいですか?
→ 週1回または隔週を目安にされる方が多いですが、ご都合やご希望に応じて柔軟に対応します。
Q3. カメラを使わずにオンライン相談できますか?
→ もちろん可能です。顔出しが不安な方にも対応しています。
✉ 最後に
赤面してしまう自分を、責めたり恥じたりする必要はありません。
それは、あなたが「人との関係を大切にしたい」と思っている証拠でもあるのです。
当センターでは、その思いを尊重しつつ、現実的な対応策を一緒に探していきます。
安心してご相談いただける場所として、お役に立てれば幸いです。