2025年08月18日
- 認知行動療法
大阪で連休明けに「仕事に行きたくない」と感じる方のためのカウンセリング

はじめに:大阪の皆さまへ
こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター大阪店です。
連休が終わったあと、「仕事に行きたくない」「気分が乗らない」「体がしんどい」と感じることは、多くの方に共通する自然な体験です。大阪でも、ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始といった長期休暇のあとに、そのような声をよく耳にします。
大切なのは「自分だけが弱い」と思い込まないことです。こうした気分は誰にでも起こり得るものであり、特別なことではありません。この記事では、連休明けに気持ちが沈みやすい理由を整理し、認知行動療法(CBT)の視点から取り入れやすい工夫をご紹介します。大阪の暮らしに馴染みやすい例も交えていますので、参考にしていただければ幸いです。
1. 連休明けに「仕事へ行きたくない」と感じる理由
1-1. 休みと仕事のギャップ
休日の間は趣味や外出、家族との時間に集中できます。その反動で、再び通勤や業務に戻ると「自由がなくなる」と感じやすくなります。
1-2. 疲れが残っている
「しっかり休んだはずなのに疲れが抜けない」というのはよくあることです。旅行や人混みでの外出、夜更かしなどによって、休み明けに体が重いままということもあります。
1-3. 生活リズムの乱れ
休暇中に夜型になったり朝寝坊が続いたりすると、体内時計がずれてしまいます。そのため、仕事モードに切り替えるのが難しくなり、気持ちの落ち込みにつながります。
1-4. 職場のストレスが戻ってくる
人間関係や業務のプレッシャーなど、もともとあった負担が、休暇のあとに再び意識されやすくなります。
2. 認知行動療法の視点で心を整える
認知行動療法(CBT)では、**「思考」「感情」「行動」**が互いに影響し合っていることを前提に考えます。気分の重さも、このつながりを理解すると軽くできることがあります。
2-1. 自動的に浮かぶ考えに気づく
「またしんどい毎日が始まる」「自分だけ切り替えられない」といった受け止め方が、気分をさらに重くします。これは事実ではなく、自然に浮かぶ“考え”にすぎません。「本当にそうか?」「ほかの見方はできないか?」と自分に問い直すことが大切です。
2-2. 書き出して整理する
頭の中だけで考えていると、不安や憂うつが曖昧なまま残ります。紙に書き出すことで状況と感情が切り分けられ、具体的に対処しやすくなります。
- 「タスクが多くて不安」
- 「上司と話すのがしんどい」
- 「朝の通勤電車に乗るのが憂うつ」
こうして言葉にすることで、現実的な対応が見えやすくなります。
2-3. 行動から気分を変える(気分はあとからついてくる)
気持ちが整ってから動こうとするのではなく、先に小さな行動を起こすことで、気分があとから変わることがあります。
例:
- 前日にカバンを準備する → 朝の余裕が増えて、気分の重さが軽減される。
- 朝に短い散歩を取り入れる → 日光を浴びることで体内時計が整い、頭が自然に切り替わる。
- お気に入りの朝ごはんを用意する → 「出勤前に楽しみがある」と思えるだけで気分が和らぐ。
「気分が先、行動があと」ではなく、**「行動が先、気分があと」**という発想が、連休明けの重さをやわらげるヒントになります。
3. 日常でできるリラックスと気分の工夫
- 五感を活かす
好きな音楽を聴いたり、アロマを取り入れたりすることで自律神経が整いやすくなります。 - 小さな楽しみを設定する
「帰りに難波で好きなスイーツを買う」「お気に入りの喫茶店に寄る」など、仕事後の楽しみを用意すると出勤のハードルが下がります。 - タスクを小分けにする
大きな業務を細かく区切ると達成感を得やすく、気分が軽くなりやすいです。
4. 認知行動療法カウンセリングセンター大阪店からのお知らせ
当センター大阪店では、連休明けの憂うつや「仕事に行きたくない」という思いに寄り添うカウンセリングを行っています。認知行動療法をベースに、生活の中で実践できる工夫を一緒に考えていきます。
- 大阪店WEBサイト:https://osaka.cbt-mental.co.jp/
- LINE:https://lin.ee/26sKHRK8
- ご予約フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform
初めての方も安心してご相談いただけます。
5. Q&A
Q1. 「仕事に行きたくない」という気持ちは甘えですか?
A1. 甘えではありません。多くの人が抱く自然な気持ちです。自分を責めず、まずは受け止めることが大切です。
Q2. 認知行動療法ではどんなことをしますか?
A2. 思考・感情・行動の関係を整理し、生活に取り入れられる工夫を一緒に見つけます。実際に行動を試す中で、気分の変化を実感できます。
Q3. どうしても気分が重いときは?
A3. 長く続く場合は専門家に相談することをおすすめします。大阪店でもご相談いただけますし、必要に応じて医療機関と連携することも可能です。
おわりに
大阪の皆さま、連休明けに「仕事に行きたくない」と感じるのは、特別なことではなく、誰にでも起こり得る自然な反応です。
この記事で紹介した「考えを整理する」「小さな行動を試す」「日常に小さな楽しみを加える」といった工夫は、無理なく続けられる方法ばかりです。完璧を目指す必要はなく、「できることから少しずつ」が大切です。
もし一人で抱えるのが難しいと感じたときは、どうぞ大阪店にご相談ください。あなたに合った工夫を一緒に探していきましょう。
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