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~本人が来なくても始められる家族支援のかたち~


ご本人が動かないからといって、ご家族ができることがないわけではありません

「病院に行こうと言っても返事がない」
「どう接すればいいのか分からず、顔を合わせるのも緊張してしまう」
「誰にも相談できず、このまま時間だけが過ぎていく」

ひきこもりの問題に直面する中で、ご家族がそう感じることは決して珍しくありません。
特に大阪のように人が多く行き交う街では、「うちだけがうまくいっていないのでは」と感じてしまう方も多くおられます。

ですが、ご家族の関わり方を少しずつ工夫することで、ご本人の心に小さな変化を起こすことは可能です。


家族支援カウンセリングは、ご本人が来なくても始められます

私たち認知行動療法カウンセリングセンター大阪店では、
ひきこもりに悩むご家族を対象にした**CRAFT(Community Reinforcement and Family Training)**という支援方法を取り入れています。

CRAFTは、本人を無理に変えようとせず、
ご家族が“よい関係”を少しずつ築いていくことで、変化のきっかけをつくっていく支援のスタイルです。


責めない・焦らせない・でも諦めない

ご家族だからこそできるサポート

CRAFTでは、「こうしなければならない」というルールを押しつけるのではなく、
ご家庭ごとの状況や関係性を丁寧に整理しながら、ご家族が取り組めることから始めていきます。

たとえば…

支援の主役は「ご家族」。
ご本人にプレッシャーをかけることなく、穏やかに支える力をつけていくのがCRAFTの考え方です。


「家族が我慢すればいい」では続かない

まずはご家族が安心できることが大切です

ひきこもりの相談において、見落とされがちなのが「ご家族のしんどさ」です。

そういったご家族の「疲れ」をそのままにしておくと、
本人との関係性にも、緊張やギクシャクが積み重なっていってしまいます。

だからこそ、当センターではご家族自身が安心できる時間や心の余裕を少しずつ取り戻すことも大切にしています。


大阪店でのご家族向けカウンセリングでは、こんな取り組みを行っています

● ご家族だけで始められるカウンセリング

ご本人の同席は不要です。
まずは今の状況を言葉にし、少しずつ整理していきます。

● ご本人との距離感や声かけを一緒に検討

「こう言ったらいいのかも」という関わりのヒントを、ご家庭ごとに一緒に探していきます。

● “少しの変化”を丁寧に見つける視点

「今日はリビングに顔を出した」など、ご本人の行動の変化を見逃さずに捉える力を養っていきます。

● ご家族自身の生活の立て直し

「家族として支える」ことと同時に、ご自身のための時間や気持ちの安定もサポートします。


よくあるご質問

Q. 親だけで相談に行っても意味がありますか?
→ 十分意味があります。多くの方がご家族だけの相談から始められています。

Q. もう何年も変化がなく、今さら相談しても…
→ 長く続いた状況でも、「関係の整え直し」からスタートすれば、変化の兆しが生まれることもあります。

Q. 自分のせいだと思ってしまうのですが…
→ 誰かを責めたり、過去をさかのぼることが目的ではありません。今ここから、一緒にできることを探していきます。


ご相談の流れ


🌱まずは「安心して話せる場所」から始めませんか?

「ちゃんとしなきゃ」「間違えたらいけない」
そう思って緊張している方にこそ、一度ご相談いただきたいと思っています。

カウンセリングは、完璧な対応を目指す場所ではありません。
「今のままではしんどい」「でも何から始めればいいか分からない」──
そんなお気持ちを、安心してお話しいただける場をご用意しています。


📍ご相談・ご予約はこちら(大阪店)

認知行動療法カウンセリングセンター大阪店
〒543-0001 大阪府大阪市天王寺区上本町5-7-21 早川ビル303号室
アクセス:近鉄「大阪上本町駅」徒歩2分、地下鉄「谷町九丁目駅」徒歩5分
営業時間:10:00〜20:00(完全予約制)
全国対応:オンラインカウンセリングも可能です

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