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「朝になると、どうしても体が動かない」
「学校や会社に行かなきゃと思っても、起きられない」

そんな声を、大阪市内でもよく耳にするようになりました。

心療内科で「起立性調節障害(OD)」と診断されても、何をどうすればいいのか分からないという方も少なくありません。

本記事では、大阪上本町エリアにある私たちのカウンセリングセンターから、診断にとらわれすぎず、今のしんどさに向き合うためのヒントをお伝えします。


起立性調節障害(OD)ってどんなもの?

起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation:OD)は、自律神経の働きが乱れることで、立ち上がったときに血圧や心拍の調整がうまくいかず、さまざまな不調があらわれるとされています。

よくある症状には:

などが挙げられます。

思春期の子どもに多いと言われていますが、実は大人でも似たような症状を抱えている方がいます。

医療機関ではPOTS(体位性頻脈症候群)などに分類され、検査や治療が進められることがありますが、すべての方に明確な身体的異常が見つかるわけではありません。


診断名よりも「今、何に困っているか」を考える

起立性調節障害と診断されたものの、「自分にとって何が起きているのか、まだ腑に落ちない」と感じる方も少なくありません。
診察を受けたあとも、疑問や不安を抱えたまま過ごしておられるというお声を聞くことがあります。

最近では、以下のような観点から、ODという診断そのものに議論があることも事実です。

たとえば、夜型の生活や不安による不眠、学校や職場での人間関係のストレスなど、身体だけでは説明しきれない背景があることも少なくありません。

私たちは、そうした複雑な背景を丁寧にひもときながら、「本当に困っていることは何か」に目を向けていきます。


カウンセリングでできること(大阪店の事例から)

認知行動療法カウンセリングセンター大阪店では、

たとえば、

そんな心の背景がある場合には、症状だけでなく「感情」や「思考のパターン」にもアプローチしていきます。


よくあるご質問(Q&A)

Q1. ODと診断されました。今後どうしたらいいか分かりません。

A. 診断が出たからといって、すべてのことが説明できるわけではありません。「なにがしんどいのか」「どういうときに困るのか」など、生活の具体場面に即して整理していくことで、自分なりの対処法が見つかることもあります。医療と併用して、心理的支援を検討される方も多いです。


Q2. 検査では異常なしでした。それでも相談していいのでしょうか?

A. もちろんです。身体の数値では現れない「しんどさ」はたくさんあります。
自分でも理由が分からないけど毎日がつらい、そんなときにこそカウンセリングが力になれることがあります。


Q3. 家族が「怠けている」と言って理解してくれません。

A. 身体の不調が目に見えないため、周囲の誤解を招くことがあります。まずはご本人だけでなく、ご家族に向けたカウンセリングも可能です。親御さんやパートナーと一緒に、今後の関わり方を整理していくことも支援の一部と考えています。


上本町エリアだからできること

大阪上本町駅・谷町九丁目駅の中間に位置する当センターは、通いやすさだけでなく、病院・学校・職場などとの連携もしやすい立地にあります。

都市部でありながら、落ち着いた相談環境を整え、オンラインも含めて柔軟な対応を行っています。


一歩を踏み出したいと思ったときに

「病院に行ったけどモヤモヤが残っている」
「本人が話したがらないけど、誰かに相談したい」
「今の状態がどこから来ているのか整理したい」

そんなときは、どうぞお気軽にご相談ください。

📍 認知行動療法カウンセリングセンター 大阪店
🏠 〒543-0001 大阪府大阪市天王寺区上本町5-7-21 早川ビル303号室
🚉 近鉄難波線 大阪上本町駅 徒歩2分 / Osaka Metro 谷町九丁目駅 徒歩5分
🕙 営業時間:10:00〜20:00(完全予約制)
📝 Google口コミ:https://g.page/r/CVHhJlc6ZfG5EBM/review
🌐 Webサイト:https://osaka.cbt-mental.co.jp/
✅ LINEでのご相談:https://lin.ee/26sKHRK8
✅ 予約フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform


※本記事は医療的判断を否定するものではなく、補完的な心理支援の選択肢として情報を提供しています。

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