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こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター大阪店です。

「もしも明日が選べたら」──そう思ったことはありませんか。
もっと読書をして知識を深めたい。もっと運動をして健康的な生活を送りたい。もっと人とのかかわりを大切にしたい。頭の中では理想の自分を何度も思い描くのに、実際には「今日もできなかった」「また同じ失敗をした」と後悔の気持ちに包まれてしまう。そんな経験は決して特別なことではなく、多くの方が抱える悩みです。

しかし、「明日こそは」と意気込んでも、翌日になれば忙しさや疲労感、不安等に押し流されてしまい、結局行動に移せないまま同じ日々が繰り返されてしまう──こうしたパターンに陥る方は少なくありません。
このようなとき、単なる「気合」や「意志の強さ」に頼るのではなく、科学的に効果が確かめられている方法を取り入れることで、実際の変化を積み重ねていくことができます。そのひとつが 認知行動療法(CBT: Cognitive Behavioral Therapy) です。


「自分を変えたい」という気持ちの正体

「自分を変えたい」とは、突き詰めると「習慣を変えたい」という願いです。
人の生活は、日々繰り返される小さな行動によって形づくられています。

これらの積み重ねが、最終的には「自分自身」という存在をつくりあげています。
つまり、日常の習慣を変えれば、自然と自分も変わっていくのです。

ところが、この「習慣を変える」ということが最も難しい部分でもあります。なぜなら、人の行動は無意識のうちに繰り返される傾向があり、「今までと違う行動を選ぶ」ことは心理的にも身体的にも大きな負担になるからです。そこで役立つのが、認知行動療法のアプローチです。


認知行動療法(CBT)とは?

認知行動療法は、考え方(認知)と行動の両面に焦点を当て、より良い変化を促す心理療法です。
うつ病や不安障害の治療法として広く知られていますが、その枠を超えて「習慣づけ」「自己成長」「生活改善」にも応用されています。

カウンセリングでは、次のような流れを大切にしています。

このプロセスを繰り返すことで、「自分を変えたい」という漠然とした思いが、現実的な行動変化へと結びついていきます。


「行動の工夫」だけではない多面的な変化

認知行動療法というと「行動を変える方法」と思われる方もいるかもしれません。しかし実際には、行動だけでなく、考え方や感情の扱い方も含めて変化を促していきます。

このように、考え方・感情・行動をそれぞれ整理し直すことで、全体のバランスが整い、自然と変化が起こりやすくなるのです。


自分を変えるための具体的な工夫

認知行動療法の考え方を応用すると、日常の中で次のような工夫ができます。

  1. 読書を習慣にしたい場合
    「1日1冊読む」といった大きな目標ではなく、「1ページだけ読む」「本を開くだけでも良い」といった小さなステップを設定します。
  2. 運動を取り入れたい場合
    「毎日30分走る」と決めるよりも、「靴を履いて外に出る」「ストレッチを3分だけする」といった行動から始める方が続きやすいです。
  3. 人とのかかわりを変えたい場合
    「もっと積極的に話す」ではなく、「挨拶だけは自分からする」「相手の話を一度は肯定する」といった小さな行動を心がけます。

これらの行動を「小さいけれど確実にできること」として積み重ねていくことで、少しずつ習慣となり、気づけば自分自身が変わっているのです。


Q&A

Q1. 「自分を変えたい」という気持ちだけでも相談できますか?
A1. はい、大丈夫です。具体的な方法が分からなくても、まずは気持ちを整理することから始めます。

Q2. 習慣を変えるのは難しいのでは?
A2. 大きな変化をいきなり目指すと、途中で難しく感じてしまうことがあります。小さな行動を少しずつ積み重ねることで、自然と変化が起こりやすくなります。

Q3. オンラインでも受けられますか?
A3. はい、可能です。大阪以外にお住まいの方や、通室が難しい方にはオンラインカウンセリングをご利用いただけます。ご自宅から安心して取り組めます。


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まとめ

「自分を変えたい」という思いは、多くの人が心に抱くものです。しかし、その気持ちを行動に移し、習慣として定着させることは簡単ではありません。
認知行動療法を活かしたカウンセリングでは、気持ちを整理し、行動を小さな一歩から積み重ねることで、確実に変化を実感できるよう支援します。

もし大阪で「自分を変えたい」と感じている方がいらっしゃれば、どうぞお気軽にご相談ください。

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