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認知行動療法カウンセリングセンター大阪店ではギャンブル依存症を改善するためのカウンセリングを行っています。今回はギャンブル依存症の理解とそのカウンセリング方法について解説していきたいと思います。

1.ギャンブル症とは

ギャンブル依存症は下記項目の複数に該当する状態のことを指します。該当数によって程度が異なってきます。

①興奮を得るために掛け金を増やしてでもギャンブルをしたいとの欲求

②ギャンブルをしないでいると落ち着かつかずイラつくこともある

③ギャンブルをやめる努力をすることもあるが続かない

④日々ギャンブルのことが頭から離れない

⑤気持ちがしんどい時にはギャンブルの頻度が増える

⑥ギャンブルで負けた際に、後日負け分を取り戻そうとする

⑦ギャンブルをしていることがバレないよう嘘をつく

⑧ギャンブルのために仕事や人間関係、教育などの機会を失ったことがある

⑨ギャンブルをするために借金をしたことがある

日本においては、パチンコ、スロット、競馬、競艇、競輪などさまざまな種類があります。どれか一つのギャンブルにのめりこむ人もいれば複数のギャンブルを行う人もいます。スマホアプリゲームのガチャもギャンブル依存症に近いものとされています。

2.ギャンブル依存症のカウンセリング

ギャンブル依存症は本人の意志の問題だけでは改善が難しい困りごとです。借金を抱えてもう二度としないと誓っても、ふとした瞬間にギャンブルに行きたい衝動が湧き、気がつけばギャンブルをしてしまいます。本人にとっても家族や関係者にとっても苦しい日々が続きます。ギャンブル依存症には依存症専門のカウンセリングをうけることが大切です。認知行動療法はさまざまな依存症に実施されるカウンセリング方法でギャンブル依存症にも活用されています。まず最初にギャンブル行為が繰り返される条件や気持ちの動きを整理することから始めます。その上でギャンブルをしたくなるような刺激を特定し距離をとる方法を検討していきます。極端な話をすればギャンブルのない無人島にいる限りは衝動は湧かないか湧いてもやりようがないのです。それは極端な話ですが、日々の生活を見直し、なるべく刺激に触れなくてする環境調整を行うことは重要です。その他にも衝動を制御するトレーニングを行うことによって対応していきます。まずはご家族のみのご相談もお受けしておりますのでいつでもご連絡お待ちしております。

認知行動療法カウンセリングセンター大阪店

https://osaka.cbt-mental.co.jp

筆者情報

岡村優希 臨床心理士・公認心理師

認知行動療法カウンセリングセンター代表

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