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認知行動療法カウンセリングセンター大阪店では、スクールカウンセラーなど児童思春期の臨床経験が豊富なカウンセラーが不登校のカウンセリングに対応しています。今回は、不登校のカウンセリングはどのように展開するのかについてまとめてみたいと思います。

まず最初にお伝えしたいのは、世の中にはさまざまな不登校解消法が出回っていますがこれらはフィットする場合もあればかえって現状を悪化させてしまう恐れもありますので注意が必要です。なぜなら不登校は原因も維持要因も十人十色だからです。休養が必要な子もいれば、少しずつ活動することが大切な子もいます。まずはそれぞれの現状把握をしていくことが大切になります。 そのためカウンセリングに来談された際にはまず現状をしっかりと整理していきます。不登校カウンセリングの場合、学校、家族、お子さんなどさまざまな関係性が絡んできます。ですのでお子さんのことだけでなく、それぞれがどのような想いをもち、どのように関わっているかを明らかにしていきます。イメージとしては最初はそれぞれがバラバラの方向に向いています。その方向を明らかにしていくことが大切になります。支援においてそれぞれが違う方向を向いていては上手くいきません。食事管理を例にするならば、健康には気をつけて欲しいとの想いから栄養バランスを考えた食事を出す母親と、美味しいものを好きに食べてほしいとの想いからお菓子や高カロリーな食べ物を提供する父親といったところでしょうか。方向性が一貫していないとうまくいかないどころか衝突は避けられません。不登校の場合、つい誰かが悪者にされてしまい独り抱え込んでしまうといったこともあります。不登校は多くの場合、さまざまな要因が絡み合って発生しており原因は一つではありません。もちろん、いじめなど明確な理由がある場合は別ですが。まずは学校とも連絡をとりながらしっかりと現状を把握していくことが最初になります。初回から何らかのアドバイスを聞きたいと思われる方もいるかとは思いますが、中途半端なアドバイスが結果として状態を悪化させる場合もあります。不登校相談の場合、学校同様にカウンセリングにも抵抗感があり来所が困難な場合があります。その場合はまずご家族が相談にお越しください。お子さん自身が行かなくては意味がないと思われるかもしれませんが、家庭での様子をお聴きしながらかかわり方を整理していくことはできます。家族のかかわり方が変わることが結果としてさまざまな変化をもたらすこともあります。

不登校のカウンセリング2に続く

認知行動療法カウンセリングセンター大阪店では不登校のカウンセリングを行っています。

認知行動療法カウンセリングセンター大阪店

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