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親と離れることを強く不安がる子どもへの関わり方

こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター大阪店です。

大阪で子育てをされているご家庭の中には、

「子どもが親と離れる場面で強く泣いてしまう」
「保育園や幼稚園の登園時に、なかなか離れられない」
「親が少し外出するだけでも不安定になる」
「母親や父親がいない生活の変化に、子どもが大きく反応している」

といったお悩みを抱えている方もおられるのではないでしょうか。

大阪市内では、天王寺・上本町・谷町九丁目周辺をはじめ、梅田、なんば、阿倍野、鶴橋など、通勤・通学・送迎で日々忙しく移動されているご家庭も多くあります。
朝の登園・登校、共働き家庭での出勤前の支度、祖父母や一時預かりの利用、習い事への送迎など、親子が離れなければならない場面は少なくありません。

また、家族の入院、離婚、別居、単身赴任、介護、転園・転校など、子どもにとって大きな生活の変化が起こったとき、大切な人と離れることへの不安が強くなることがあります。

こうした状態は、いわゆる「分離不安」と呼ばれることがあります。

分離不安とは

分離不安とは、子どもが親などの安心できる人と離れる場面で、強い不安や抵抗を示す状態のことです。

たとえば、次のような様子が見られることがあります。

・親が外出しようとすると泣きじゃくる
・保育園や幼稚園の登園時に強く抵抗する
・親の姿が見えなくなると不安定になる
・「行かないで」「一緒にいて」と繰り返し訴える
・祖父母や他の大人が関わろうとしても受け入れにくい
・親が戻ってくるかどうかを何度も確認する
・離れる予定がある前日から不安定になる

子どもにとって、親や養育者は安心の土台です。
そのため、その人と離れることに不安を感じるのは、ある意味では自然なことです。

特に、親の入院や家庭環境の変化など、子どもにとって予測しにくい出来事があった場合、分離不安が強まることがあります。

これは「甘え」や「わがまま」と決めつけられるものではありません。

子どもはまだ、自分の不安を大人のように言葉で整理することが難しい場合があります。
そのため、不安が「泣く」「しがみつく」「怒る」「離れない」といった行動として表れることがあります。

大阪で子育てをする中で起こりやすい分離場面

大阪は、交通の便がよく、働く場所・住む場所・通う場所が広くつながっている地域です。

大阪市内だけでも、天王寺区、中央区、北区、浪速区、阿倍野区、生野区、東成区、城東区など、生活圏が重なり合っています。
また、吹田市、豊中市、東大阪市、八尾市、堺市、枚方市、茨木市、高槻市などから大阪市内へ通勤・通学されるご家庭も少なくありません。

その一方で、朝の時間帯はとても慌ただしくなりやすく、

「保育園に預けてから出勤しないといけない」
「電車の時間があるので、登園時にゆっくり付き添えない」
「きょうだいの送迎や仕事の都合で、予定を変えにくい」
「祖父母や一時預かりに頼りながら何とか生活を回している」

というご家庭も多いのではないでしょうか。

こうした忙しい生活の中で、子どもが親と離れることに強い不安を示すと、親子ともに大きな負担になります。

また、大阪は転勤や引っ越しで来られる方も多い地域です。
身近に頼れる親族が少ない中で子育てをしている場合、子どもの不安だけでなく、保護者自身の孤立感や疲れも重なりやすくなります。

子どもは、大人が思っている以上に家庭内の変化を感じ取っています。

「いつもいた人がいない」
「家の雰囲気が変わった」
「親が忙しそう」
「自分も我慢しないといけないのかな」
「また誰かがいなくなるのではないか」

こうした変化が重なると、親と離れる場面で不安が強く出ることがあります。

親としてどう関わればよいのか

分離不安への関わりで大切なのは、子どもの不安を否定しないことです。

「大丈夫でしょ」
「泣かないの」
「もう大きいんだから」

と言いたくなる場面もありますが、子どもにとっては本当に不安なのです。

まずは、

「離れるのが嫌なんだね」
「不安なんだね」
「一緒にいたい気持ちがあるんだね」

と、気持ちを言葉にして受け止めることが大切です。

ただし、ここで難しいのは、不安を受け止めることと、不安の要求をすべて叶えることは違うという点です。

子どもが泣くたびに、親の外出を取りやめたり、登園をやめたり、予定を毎回変更したりすると、子どもは、

「泣けば離れなくて済む」
「やっぱり離れるのは危険なことなんだ」
「自分は離れることに耐えられない」

と学習してしまうことがあります。

その結果、分離不安がさらに強くなる場合もあります。

事前に伝えることが安心につながる

分離不安が強いお子さんには、突然の予定変更や急な別れが大きな負担になることがあります。

そのため、事前に予定を伝えておくことが役立ちます。

たとえば、

「明日は10時になったらお父さんは出かけるよ」
「その間はおばあちゃんと一緒に過ごそうね」
「帰ってきたら一緒に遊ぼうね」

と、前日や少し前の段階で伝えておきます。

そして当日になったら、

「昨日お話しした通り、10時になったら出かけるね」
「不安だと思うけど、帰ってくるよ」
「待っていてくれてありがとうって言うね」

と、落ち着いて伝えます。

ここで大切なのは、子どもが泣いたとしても、予告した内容を大きく変えすぎないことです。

もちろん、体調不良や強いパニック状態など、状況に応じた配慮は必要です。
しかし、毎回予定が変わると、かえって子どもにとって「どうなるかわからない」状態になり、不安が強まりやすくなります。

「不安だったけど大丈夫だった」という経験を積む

分離不安への対応では、説明だけで不安がなくなるわけではありません。

子ども自身が、

「離れても戻ってきた」
「不安だったけど待てた」
「泣いたけど、ちゃんとまた会えた」

という経験を積むことが大切です。

最初は泣くかもしれません。
親としても心が痛むかもしれません。

「本当にこれでいいのだろうか」
「子どもを傷つけているのではないか」
「もっと寄り添った方がいいのではないか」

と迷うこともあると思います。

その葛藤は、親として自然なものです。

ただ、子どもの不安をすべて避けるのではなく、気持ちを受け止めながら、少しずつ「大丈夫だった」という経験を重ねていくことが、長い目で見た安心につながることがあります。

認知行動療法で考える分離不安

認知行動療法では、分離不安を「子どもの性格」や「親の育て方」の問題として単純に見るのではなく、どのような場面で不安が起こり、どのような関わりによって不安が維持されているのかを整理していきます。

たとえば、

・どの場面で不安が強くなるのか
・子どもはどのような行動で不安を表しているのか
・親はそのとき、どのように対応しているのか
・その対応によって、一時的には安心しても、長期的には不安が強まっていないか
・どこまで安心させ、どこから少し挑戦するのか
・親自身の罪悪感や不安をどう扱うのか

といったことを一緒に整理します。

分離不安への支援は、子どもを無理に突き放すことではありません。
また、子どもの要求をすべて叶えることでもありません。

子どもの不安を受け止めながら、親子にとって無理のない形で、少しずつ「離れても大丈夫」という経験を積んでいくことを目指します。

保護者の葛藤も相談してよいものです

分離不安の相談では、お子さんの様子だけでなく、保護者側の葛藤も大切なテーマになります。

「泣かれると自分が耐えられない」
「かわいそうで予定を変えてしまう」
「どこまで受け止めればよいかわからない」
「厳しくしているようで罪悪感がある」
「自分自身も疲れていて余裕がない」

こうした悩みは、決して珍しくありません。

特に、家族の入院や離別、生活環境の変化などが重なっている場合、子どもだけでなく、保護者も大きな負担を抱えています。

認知行動療法カウンセリングセンター大阪店では、お子さんの分離不安そのものだけでなく、ご家族がどのように関わればよいのか、保護者自身がどう気持ちを整理していくのかについても一緒に考えていきます。

よくあるご質問

Q. 分離不安は自然に落ち着きますか?

年齢や状況によっては、時間の経過とともに落ち着いていくこともあります。
特に、家族の入院や引っ越し、転園など、一時的な環境変化に反応して不安が強まっている場合、生活が安定してくることで少しずつ落ち着くことがあります。

ただし、親が離れるたびに強いパニックになる、登園や登校が難しい状態が続く、家族の生活に大きな支障が出ている場合は、早めに相談することで対応の方向性を整理しやすくなります。

Q. 泣いていても予定通り離れてよいのでしょうか?

状況によりますが、「泣いたら必ず予定を変える」という対応が続くと、不安が長引くことがあります。

大切なのは、子どもの気持ちを受け止めたうえで、事前に伝えた予定をできるだけ一貫して行うことです。

たとえば、

「不安だよね。でも、10時になったら出かけるよ。帰ってきたらまた会えるよ」

と伝え、落ち着いた態度で行動することが役立つ場合があります。

ただし、子どもの年齢、発達段階、体調、家庭状況によって適切な対応は異なります。

Q. 登園しぶりや登校しぶりも分離不安と関係ありますか?

関係している場合があります。

登園・登校しぶりの背景には、園や学校での不安、人間関係、学習面の負担、体調不良、生活リズムの乱れなど、さまざまな要因があります。

その中で、親と離れること自体への不安が強い場合、分離不安が関係していることがあります。

「園や学校が嫌なのか」
「親と離れるのが不安なのか」
「両方が関係しているのか」

を整理することが大切です。

Q. 親の入院や離婚などがきっかけになることはありますか?

あります。

子どもにとって、親の入院、離婚、別居、単身赴任、家族の病気、引っ越しなどは、大きな環境変化です。

大人には事情がわかっていても、子どもにとっては、

「また誰かがいなくなるのではないか」
「自分も置いていかれるのではないか」

という不安につながることがあります。

そのため、子どもにわかる言葉で状況を説明し、見通しを伝えることが大切です。

Q. 親が不安になってしまう場合も相談できますか?

もちろんです。

分離不安への対応では、親自身の不安や罪悪感も大きく関係します。

子どもが泣く姿を見ると、親もつらくなります。
その結果、必要な外出や登園を避けるようになり、親子ともに身動きが取りにくくなることがあります。

カウンセリングでは、子どもへの声かけだけでなく、保護者自身の気持ちの整理や、無理のない対応方針についても一緒に考えていきます。

Q. 子ども本人ではなく、親だけの相談でもよいですか?

はい、可能です。

特に幼児期や小学校低学年のお子さんの場合、まずは保護者の方から状況をお聞きし、家庭での関わり方を整理することがあります。

お子さん本人の来談が必要かどうかは、状況に応じて相談しながら検討していきます。

Q. 大阪店ではオンライン相談もできますか?

はい。大阪店では、対面カウンセリングに加えてオンラインカウンセリングにも対応しています。

大阪市内や大阪府内にお住まいの方でも、子育てやお仕事の都合で来室が難しい場合があります。
そのような場合は、ご自宅等からオンラインでご相談いただくことも可能です。

認知行動療法カウンセリングセンター大阪店のご案内

認知行動療法カウンセリングセンター大阪店では、分離不安、登園しぶり、登校しぶり、親子関係、子育ての不安、家族の変化に伴う心理的な負担などについてのご相談をお受けしています。

大阪店は、大阪市天王寺区上本町にある相談室です。
大阪上本町駅・谷町九丁目駅周辺で、認知行動療法を専門とする臨床心理士・公認心理師によるカウンセリングを行っています。

大阪市天王寺区、中央区、阿倍野区、生野区、東成区、浪速区、北区、城東区など大阪市内にお住まいの方はもちろん、東大阪市、八尾市、吹田市、豊中市、堺市、枚方市、茨木市、高槻市など、大阪府内のさまざまな地域からご相談いただけます。

対面でのご相談だけでなく、オンラインカウンセリングにも対応しておりますので、子育てやお仕事の都合で来所が難しい方もご相談いただけます。

分離不安は、子どもだけの問題ではありません。
親子の関係、家庭の状況、生活の変化、保護者の不安や疲れなど、さまざまな要素が関係しています。

「このままでよいのか不安」
「子どもへの対応を整理したい」
「登園や外出のたびに親子でつらくなっている」
「家族の変化に子どもが不安定になっている」

そのような場合は、一人で抱え込まずにご相談ください。

お子さんの不安を無理に消すのではなく、安心できる関わりを大切にしながら、少しずつ「離れても大丈夫だった」という経験を積めるよう、一緒に考えていきます。

店舗情報

認知行動療法カウンセリングセンター大阪店
住所:〒543-0001 大阪府大阪市天王寺区上本町5-7-21 早川ビル303号室
相談形式:対面カウンセリング・オンラインカウンセリング
電話番号:075-606-2685
電話対応:10時〜17時
相談時間:10時〜13時/14時〜20時
定休日:なし
※担当カウンセラーにより相談可能時間が異なります。
※完全予約制です。

公式サイト:https://osaka.cbt-mental.co.jp/
お申し込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform

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