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認知行動療法カウンセリングセンター大阪店のブログをご覧頂きありがとうございます。

家庭・職場・友人関係など、私たちは日常の中で多くのコミュニケーションを交わしています。
しかし「そんなつもりで言ったわけじゃないのに誤解された」「言った・言わないのすれ違いが続く」といった経験をされた方も多いのではないでしょうか。

こうしたすれ違いの背景には、
受け取り方・考え方・状況理解の違い(認知の違い) が存在します。
そして、その違いは、お互いがどれだけ真剣であっても自然に生じるものです。

近年はAI技術の発達により、こうした 人間関係のズレを客観的に振り返る新しい方法 が生まれています。
本記事では、認知行動療法(CBT)の視点を踏まえつつ、ボイスメモ×AIを活用した関係改善の具体的な方法をご紹介します。


■ なぜ人間関係のすれ違いは起きるのか?

コミュニケーションのトラブルの多くは、
「伝えた内容」と「受け取った内容」が一致しないこと により発生します。

例えば、

というように、お互いの認知の違い がズレを生むのです。

さらに、すれ違いが起きる場面には、


■ 人間関係改善に「AI」が役立つ理由

これまでカップルセラピーや職場の対人関係支援では、
会話内容を手書きで記録し、その記録を基に振り返りを行うことが一般的でした。

しかし、

現在は スマートフォンのボイスメモとAIの文字起こし によって、このプロセスが大きく変わっています。

● ボイスメモ×AIでできること

特に、「どの場面で誤解が生じているか」を把握することは、関係改善の第一歩です。
AIの分析は、この把握を驚くほどスムーズにしてくれます。


■ AIで分析した後は「どう変えていくか」が大切

とはいえ、AIができるのはあくまで「分析」までです。

人間関係の改善には、次のステップが欠かせません。

特に、
「なぜ自分ばかりが変わらないといけないのか」
「頭では理解できても、実際にやるとなると難しい」
という感情的なハードルは、AIだけでは扱いきれません。

認知行動療法では、
「理解」から「行動」へつなげる支援 を丁寧に行い、
できる範囲のステップで変化をサポートします。


■ 具体的な活用ステップ

① 普段の会話をボイスメモで記録する

衝突時だけでなく、日常的な会話にこそ特徴が表れます。

② AIで文字起こしし、データを保存する

Googleドキュメントなどが便利です。

③ AIに「この会話を整理してください」と依頼する

例:

④ 分析結果をカウンセラーに共有する

人間関係改善に向けたアプローチがより明確になります。


■ Q&A

Q1. 会話を録音することに抵抗があります。どうしたら良いですか?

無理に衝突場面だけを録る必要はありません。
雑談・日常的な会話でも十分に分析材料になります。
「関係を良くしたい」という目的を共有できていれば、自然と協力しやすくなります。


Q2. AIの分析だけで人間関係は改善できますか?

AIは「整理」「可視化」には強いですが、
行動変容や感情の扱いは人間の支援が不可欠です。
AI分析 → カウンセリングでの改善という組み合わせが最も効果的です。


Q3. 夫婦・職場など、どの関係でも使えますか?

はい、適用できます。
夫婦、親子、会社のチーム、管理職と部下など、
「会話が原因で生じるすれ違い」がある場面で特に有効です。


■ 大阪店のご案内

認知行動療法カウンセリングセンター大阪店
〒543-0001
大阪府大阪市天王寺区上本町5-7-21 早川ビル303号室

(近鉄難波線 大阪上本町駅 徒歩2分/谷町九丁目駅 徒歩5分)

営業時間
10:00〜20:00(完全予約制)

WEBサイト
https://osaka.cbt-mental.co.jp/

LINE(相談・ご予約)
https://lin.ee/26sKHRK8

お申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform

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