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「トイレの場所が気になって、外出が億劫になる」
「朝の通勤電車が毎日憂うつ」
「お腹の調子に振り回されて、予定が立てづらい」

このような状態が続いている方は、**過敏性腸症候群(IBS)**の可能性があります。

大阪上本町・谷町九丁目から徒歩圏内にある「認知行動療法カウンセリングセンター大阪店」では、IBSのような心身のつらさに対して、認知行動療法(CBT)を用いた心理的アプローチを提供しています。


IBSとは? ─ 腸の働きとこころのつながり

IBSは、「過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome)」と呼ばれる機能性の消化器症状です。大腸の検査などでは異常が見つからないにもかかわらず、慢性的な腹痛・下痢・便秘などが生じる状態を指します。

主に次のようなタイプに分けられます:

こうした症状は、ストレスや緊張と強く結びついていることが多く、医療的な対応と並行して、心理面への支援が有効とされています。


なぜ「心のサポート」が必要なのか?

IBSの方の多くは、こうした声を口にされます。

このように、体の症状にまつわる「不安」や「緊張感」そのものが日常に大きく影響しているケースがあります。

「調子の悪さ」だけでなく、「そのことをどう感じ、どう受け止めているか」にも目を向けることで、生活のしやすさが変わってくるのです。


認知行動療法(CBT)とは?

CBTは、考え方や行動パターンに目を向け、日常をより柔軟に生きられるようにする心理療法です。IBSにおいては、次のような取り組みを行うことがあります。

● 思考と感情の整理

「こうなったら困る」「人に変に思われる」といった不安な思考に気づき、その考えが自分にどう影響しているのかを一緒に考えていきます。

● 無理のない範囲で行動を見直す

避けていた場面や行動について、**自分に合ったペースで「できそうな一歩」**を見つけていくことを大切にします。

● 身体の感覚に優しく向き合う

不調を感じやすい方に対しては、呼吸法や身体感覚への意識の向け方を見直す方法も取り入れ、安心感を育んでいきます。


実際のカウンセリングの進め方(例)

当センターでは、無理なく安心して話ができるよう、以下のような流れで進めています。

1. 現在の状態の確認

日常生活の中での困りごと、症状の出やすい場面などを丁寧にお聞きします。話しやすい雰囲気を大切にしています。

2. 状況の整理と方向性の確認

「どのようなことが不安につながっているのか」「何に敏感になっているのか」などを共に整理し、目指す方向を一緒に考えます。

3. CBTによる具体的なサポート

ご本人の希望や状態に合わせて、丁寧に組み立てます。

4. 日常への応用と自信の回復

「できたこと」や「感じた変化」に目を向けながら、自分らしい生活を少しずつ再構築していきます。


よくあるご質問(Q&A)

Q. 病院では異常がないと言われました。それでも相談できますか?
A. もちろん可能です。IBSは、検査では異常が出にくく、心理的支援が効果を発揮することもあります。

Q. すぐに治るものでしょうか?
A. 回復のスピードは人それぞれです。当センターでは、状態に合わせて無理なく進めていくことを大切にしています。

Q. オンラインカウンセリングは対応していますか?
A. はい。全国どこからでもご利用いただけるオンラインカウンセリングも提供しております。


不調があっても、自分らしく生きられる道はある

過敏性腸症候群は、「理解されにくい」「対処しにくい」と感じることが多い症状かもしれません。
ですが、心と身体の両方に目を向けることで、少しずつ変化が訪れることもあります。

完璧を目指す必要はありません。
今のつらさをそのままにせず、「一緒に考える場」として、どうぞご活用ください。


■ 認知行動療法カウンセリングセンター大阪店

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